キエリボウシ事件簿

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アコーディオンカーテン事件

私の実家には、キッチンとタンス部屋を仕切るアコーディオンカーテンがあります。母がタンス部屋でアイロンをかける時、ムウが母のそばによってくると危ないため、カーテンを閉めるようにしていました。

ある日、いつものように母がアイロンをかけていました。すると、ムウがアコーディオンカーテンの傍によってきて、「アウゥ〜♪」と鳴きながらカーテンの前をウロウロ。ムウは母が好きなのでタンス部屋に入りたいのです。でもカーテンがあったので中に入ることはできませんでした。

しばらくすると、「ガリッ・・・　バキッ・・　ガリガリッッ・・」という音が。そして、いないはずのタンス部屋に、ひょっこりとムウが現れたのです。

そうです。ムウはアコーディオンカーテンを食い破って、開けた穴から忍び込んでいたのです。アコーディオンカーテンはそんなに薄いもんじゃありません。ボウシインコのパワーを思い知った一件です。以降、ムウはキッチンとタンス部屋を自由に行き来しています（汗）

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