オカメインコな日々 キエリボウシな日々

オカメインコ日記

“共存”って難しい・・・(2005年2月28日)

昨日またまた動物病院に行きました。服用させているミノマイシンという抗生物質がなくなったので、お薬をもらいがてらに診察をお願いしました。

最近、ゲップのような、はたまたアクビのような動作をしていたのですが、今のところ病的な異常ではないとの結果にホッとしました。後2週間、ミノマイシンを飲ませてもう一度診察を受けさせることになりました。それで病気の発症・再発などがなければ、この薬からも卒業できるということです。

もうすぐ暖かくなりますねぇ。春には元気モリモリのナナと日向ぼっこでも楽しみたいものです。

ところで・・・。せっかくここまで読んで下さった方に申し訳ないような重篤なお話を一つ。

獣医さんから鳥さんとの共同生活のことで、驚愕のアドバイスをいただきました。可愛さのあまり、つい甘やかしてしまう私のような親バカには大変耳の痛い話ですが・・・。

頻繁な放鳥は控えて、基本的にケージで住まわせてお世話してあげる方が長生きできるそうなんです。「ケージの外で遊びたい」と思うのは鳥さんではなく、“外で自由に遊んでいる姿が可愛くて、それを楽しみたい”人間の勝手な解釈ではないか・・・と。(とは言っても、やはりインコさんは人が好きですし、部屋の中を飛んだり家具をイタズラしたりするのも大好きですよね。)確かにケージの外は、絶対に口にさせてはいけないものや、ケガをさせる恐れのあるものが溢れています。それらの危険から鳥さんを守るには、目の行き届かない状態で放鳥しないことが重要になってきます。

先生は、それが出来ないのであればケージの中にいる方が安全で、その方が突発的な事故や、誤飲などから起こる体調不良(ちぎった紙クズ・絨毯の毛をそのうに詰まらせ、食帯を起こすなどという症状)から鳥さんを守ることができると考えておられるようでした。

この先生は厳しい方ですが、人と鳥が一緒に暮らす中で、常に鳥さんの立場に立って冷静な判断を下せる方だな、と感服しました。飼い主にはショックなお言葉でしたが、こんな獣医さんに巡り会えてナナもムウも幸せです。皆が幸せに暮らすのは色んな苦労と覚悟が要りますね。

大変長くなりすみませんでした。獣医さんからのアドバイスやお叱りは、別途オカメインコ学のページにまとめてみようと思ってます。オカメ初心者の管理人ですが、少しでも誰かのお役に立てれば幸いです 。

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